【日本カンボジア職業訓練校】

Vocational Training Center of JCCEA

JCCEAはカンボジア支援活動の一つとして、シアヌークビル州に職業訓練校を建設中です。建設中の職業訓練校は39,000㎡(3.9ha)と広大な敷地を持ち、校舎棟・事務所棟・宿舎棟、農場の他、サッカー場も併設されます。入校者には心身共に成長し、様々な技術を習得することでカンボジアの将来を担って欲しいと願っております。

 現在建築中の校舎
職業訓練校完成予想図

【職業訓練校の運営】

対象:職業訓練校は250名の15~20歳の若者を対象にした学校です。

(教育学科)

学  科 学  生 数 学 科 概  要
農業学科 150名

日本の農業技術を教え、農業の近代化と効率性を習得し、農業発展を推進するリーダーを育成します。

土木学科 30名

傷んだ道路や橋を修復する技術を学び、地域の発展を支える人材を育成します。

IT学科 30名

先進のIT技術を習得し、国家の近代化に寄与する人材を育成します。

機械学科 20名

大型農業機器や運搬機器の組み立てや修理の技術を習得し、地域の農業発展に寄与する人材を育成します。

美容・理容学科 10名

日本の美容・理容技術を習得し、「おしゃれ」を国民に提供することで、生活に明るさをもたらす人材を育成します。

パン工房学科 10名

菓子パンやスイーツ等の技術を習得し、食生活に変化をもたらす人材を育成します。

全学科とも希望者には、夜間に日本語教育を実施いたします。

職業訓練校は全寮制で期間は2年間です。卒業後、就職を斡旋したいと考えています。 講師陣には日本のベテラン技術者を招聘し、学生と寝食を共にしながら日本スタイルの技術を教えてまいります。

運営費用はJCCEAが拠出し、入校者から授業料等は徴収しません。また、生活必需品も無償で提供し、安心して学べる環境を提供します。逆に毎月のお小遣いとして入校者全員に月額10~20米ドル程度を支給し、帰郷への旅費等に充ててもらおうと考えています。

さらに、およそ50名の講師陣と寝食を共にすることで、礼儀、責任感などを養うとともに、自ら幅広いコミュニティーをつくり、大切にすることを学んで欲しいと考えています。

★職業訓練学校は、2014年開校予定で準備を進めており、将来的にはカンボジアの各地域に同様の職業訓練校を開校する予定です。